2009/12/26

olive2月号(2003年)を読んで。



アニマル洋子で森鴎外や壺井栄が100円だったので、これ幸いと4冊ほど買いました。レジに、レジといっても長髪のお兄ちゃんが背中を丸めて座っていてカウンターと言えるほどのスペースもない狭いところですが、その区画でお金を払おうとした時のこと。右目の隅っこの方に懐かしいタイトルの雑誌があったので、顔をそちらに向けると、olive2月号(2003年)でした。200円と安かったので、つい購入。





…家にかえってペラペラ…





期待していたのは、時代感であったり、「あー、昔こんな格好が流行ってたんやなあ」という懐かしさ。言っても7年前なのでそこまで古いわけではないですが、それでも、懐かしさはあるだろうと。そんな気持ちで雑誌を読んでいたのですが、見事に期待を裏切られました。





モデルの女の子も、street snapに載っている女の子も、みんな可愛い。おしゃれ。今、原宿や渋谷で歩いていても、絶対に目を奪われるような、そんなおしゃれな人ばっかり。あれ?買う雑誌を間違えたかな?今年って2003年だったかな?今、自分が立っている時代が急に不安定になるくらい、それくらい今と変わらないおしゃれが載っていたんですよ。





びっくりして、ペラペラとページをめくる。全く時代を感じない編集記事。ああ、人の本質的な興味や、本当のおしゃれだったり良いものっていうのは、変わらないんだなあ。なんだか、新人類だとか新しい時代だとか100年に一度の不況だとか草食系男子だとかアラサーアラフォーだとか、そういう時代を煽る言葉って虚しいもんだなあ、と。そんな安心感を覚える雑誌でございました。





ところが、sonyの広告はいまだMDwalkmanの広告。あ、人の変化とモノの変化の回転数は、1:100くらいギャップがあるんですね。ほんと、消費って虚しい。