2010/02/13

知的な痴的な教養講座/開高健




知的な痴的な教養講座 (集英社文庫)

知的な痴的な教養講座 (集英社文庫)










読了。50編のエッセイがつらつらと書かれているので、読みやすい。内容は、まあ、都度「ぎょっ」としてしまう内容なので、スラスラと読めるわけでもない。エロイ内容をくそまじめに書くことができる人は、ほんとうの変態なんだと思う。私が縄だとか●●●だとか***がいいとか@@@の++に△△△を**したいとか書くと、ほんとにただの犯罪だものな。





しかしこの人は頭がいいし、知識欲はハンパないし、行動力もある人だからベトナム戦争へ取材に行ったり。特に、この人の戦争描写がリアルすぎて大好き。現実を見てきた人の書く現実はそれ以上に生々しいので、体験するには刺激が強すぎるけれども、それはやっておくべき体験なんだと、私は強く思う。戦争を知らない子どもたちに残さないといけない文学、間違いない。





さて、次は何を読もう。作中でべた褒めされていた司馬遷『史記』が読みたい。