(後編)しりあがり寿さんのワークショップに行ってきました。



女装の私が、しりあがり寿さんのワークショップに行ってきました。最後です。





「目に見えないもの、そこにはないものを、真面目に、しっかり、克明に、正確にとことん描いてみる、そんなデッサン教室があってもいいんじゃねぇかなー?」(しりあがり寿)





2時間が経ちました。自分のデッサンを椅子の上に置き、全員のデッサンを見まわる時間がありました。みなさんの絵を見て、私は興奮しどおしでした。だって、お金をだしてもいいくらい、とても面白いというか、おどろおどろしいというか、混沌とした世界が20枚近くそこにあるのですから。聞けばプロの絵描きさんやイラストレーターさんもいらっしゃったようで。一瞬自分の絵が恥ずかしくなりかけましたが、まあ、ワークショップに臨む精神をしっかり設定していたので不本意な落胆からは逃れる事ができました。「しりあがり寿さんにあいたーーーーい」ってだけではなく、ちゃんと妄想デッサンを体験する事が今回の目的でしたから。





言い訳はさておき、こうまでして、女装であることから距離を置いて体験できるとは思いませんでした。周りの方も、女装がいる事なんて全く関係なくデッサンに集中されていました。たぶん。女装なんてただのインターフェースであり、その先の内面を意識して育てる事が大切になってくる。実感しました。今回、知識として「デッサンとはなにか」を得る事ができましたし。とことん妄想する事をクセづける事で、普段の想像力に幅と深みを持たせる事ができそうです。しりあがり寿さん、ありがとうございます。出席者の皆様、本当に素敵な時間をありがとうございました。





※京都に行った事をしりあがり寿さんが覚えてくださっていたのが、小躍りする位に嬉しかった。ディクショナリー倶楽部のアートピクニックプレパーティーで桑原茂一さんに出会えた(お話はできなかった・・)のが嬉しかった。なにより、コーヒーを淹れてくれた男性がかっこ良くてドキドキしたw





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