(前編)角田修一さんの個展『THE Parodist』展へ行きました。



女装の私が、角田修一さんの個展『THE Parodist』展へ行きました。








週末角田修一さんの個展『THE Parodist』展へ行きました。自らを実験台に、著名なファッションフォトグラファーの作品を再現している写真。それらには女性モデルに扮した作品が多く、女装ライターとして行かないわけにはいきません。





開催されているギャラリースピークフォーは代官山にありました。つまりオサレスポット。白い壁、大きな窓を持つ建物のB1Fにあります。中目黒から代官山へ散歩するときに必ず前を通っていたのですが、入ったのは初めて。すこし緊張をしながら階段を下りました。こんな気分は久しぶり。どうしてオシャレスポットって人を緊張させるのでしょうね。





菅付雅信(編集者)さんのツイートでこの展示を知った私。それまでは角田修一さんご自身を、大変失礼なことなんですが、知りませんでした。展示の前にサイトを見させていただくと、見たことのある写真が多く、いや、それよりも、あまりの気迫にマウスを触る手が止まる。トークショーでのご本人の言葉からわかった事なのですが、「好きである」ことの力は何にも代えられない。撮る技術については不勉強ですから詳しくは触れませんが、それが無ければ完成しない作品である事は、私でもわかります。





トークショーが始まる30分前に到着。作品を見てからお話を聞きたかった。3コンセプト、20~30点近く作品が展示されていました。お目当てはやっぱり、雑誌「フォトグラフィカ」での連載「変身ポートレイト」。オマージュされた作家の事を知らずに見たのが悔やまれます。各作家の作品を知った状態ならば、もっと何か感じることができたろうにと後悔しております。MARIO TESTINOしか知らなかったorz。





とはいえ、知っていても知らなくても、つまりこちらの状況なんて関係ないと言わんばかりに、各作品それぞれがパワフル。30分フルに使って観て、やっとトークショーに臨む準備ができました。ちょっと疲れた。特に「Ellen von Unwerth」のオマージュが素敵で、写真の前から動けなくなるくらい。その他にも、「Steven Klein」「helmut newton」「Inez van Lamsweerde」など、(私はその日まで知らなかったのですが)大御所へのオマージュ。展示としてかなり充実した内容です。来てよかった。





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