「東京藝術大学先端芸術表現科 卒業・修了制作展2012」に行く予定です。




女装の私が「東京藝術大学先端芸術表現科 卒業・修了制作展2012」を見に行きます。昨年の今ごろは取手の展示を見に行きました。先端の展示は2回目。今度は横浜BankArt Studio NYKでの展示となります。

「企画の発足から展覧会の細部に至るまで」が学生と「関係」を持っているといいます。個々の作品だけでなく展覧会全体を俯瞰して観賞できるのではないでしょうか。社会と「関係」し、社会に生きる個々人たる私たちと「関係」する先端芸術表現科の提案と実践の作品が、とても楽しみです。


東京藝術大学先端芸術表現科 卒業・修了制作展2012
気になる作家さんを5人ほど。
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山本良浩さん
双子の女性が別々の場所にいる。柔らかな物腰で、幼少期のある事件を語りだす。鑑賞者は2画面の映像、音声、字幕を同時にうけとり、そこに微妙な差異があることに気づく。片方に注視すると他方が疎かになり、双子の記憶と同時に、細部が混ざり曖昧になる。時間、話者、字幕など様々なレベルでの「差」を体験する映画。 
※「Que voz feo(醜い声)」は第15回文化庁メディア芸術祭
 アート部門の大賞を取った作品。 
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片山真里さん
針仕事と歌う事が好きです。 
※彼女は「美しい」素材がいい。 
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屋来はるか
自分の作品が物として残ることに違和感を覚え、二度と触れることはできないけれど、自分の身体や感覚として残るような物をテーマに制作している。
特に、自ら日常と非日常の間を作り出す装置を作り、そこで起こることを自分の身体を通して体験した記録が作品となっている。 
※「間」をつくりだす装置を見たい。 
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dohi shihomi
境界、移動、間などのキーワードをきっかけに、写真や音、ことばなどを使い、作品をつくってきました。現在はイメージと音のあいだにあるものを探っています。 
※「境界」というキーワードは気になる。「音」が素材にあるのもいい。 
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Minori Nishida
"見えないものと出会う・かすかな気づきに目を留める"ことをテーマにふわりと音などを扱っています。 
※中之条ビエンナーレに出展している作家さん。それだけで 興味がわく。